最近靴を買おうと思い、いろいろ見ている中でこのようなものを見つけました。

 NIKEiD

NIKEiD

 NIKEのオンラインストアで、誰もが簡単にオリジナルのカスタマイズシューズを作って、購入することができるというサービスです。靴のパーツごとの色や素材を組み合わせられるので、通常の製品で展開される数色程度のカラーバリエーションの足元にも及ばないような自由度で自分の欲しいものを吟味できるなんとも便利なしろものです。

 テレビゲームの主人公のキャラクターメイクのようで、暇さえあればゲームをしている私としては大変楽しく、まだ購入してもいないのに色々なパターンを試しているだけで満足してしまいました。

 とあるゲームのキャラクターメイク画面:ゲームによっては、プレイヤーはゲームを始める際に自分がプレイする主人公の外見を自分好みにカスタマイズすることができる。

とあるゲームのキャラクターメイク画面:ゲームによっては、プレイヤーはゲームを始める際に自分がプレイする主人公の外見を自分好みにカスタマイズすることができる。

 ここで、NIKEとゲームのカスタム画面を比較してみるとなんとなくインターフェイスが似ている気がします。酷似していると言っても過言ではないでしょう。最早いじる対象が靴か顔かの違いです。

 このように、テレビゲームという仮想空間では容易く行うことができる操作が、実際に現実空間のものを対象として行うことができるようになり始めているのを目の当たりにすると、曲がりなりにも建築を勉強している身としては、そろそろゲームを楽しむかのように、誰もが建築をカスタマイズ、デザインすることができるようになってもいい頃なのではないかと考えてしまいます。

 しかし、残念ながら実際の建築のデザインは色や素材を選択するというようなものではなく、多くの知識を要するため、ゲームのようにはいきません。建築も靴くらいシンプルだと良いのですが。

 そんなこんなで、昨年は「誰もが行える建築のマスカスタマイゼーション」について考え、試行錯誤し、卒業論文という形にまとめてみたものの、まだまだ十分ではありません。

 やはり、ゲームを楽しみの一つとしている私としては、ゲーム感覚で誰もが自ら望む建築をデザインすることができる未来を目指して、今後も研究を進めたいと考えています。

 

学部4年 万木景太

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